竹蓋 年男 氏


Toshio Takefuta


茨城県を拠点に活動する切り絵作家、竹蓋先生による作品を提灯に仕立てました。繊細な線で描き出される郷土の風景や情景と、日本の伝統文化である提灯が融合。竹蓋氏ならではの温かみと緻密な世界観が、やわらかな灯りとともに美しく表現されています。


■竹蓋 年男(たけふた としお)先生 プロフィール
日立市出身。長年、学習塾の講師を本業としながら独学で切り絵の技術を磨き、茨城県内の伝統的な街並みや祭り、生き生きとした人物の表情を繊細に表現する作風で広く知られています。 カッター一本で生み出される緻密な表現に加え、西ノ内和紙などを用いた質感豊かな作品づくりが特徴。近年はモノクロ表現にとどまらず、色彩を取り入れた作品にも取り組む。

■光と影が織りなす和の芸術
堅牢で実用性に優れた水戸の伝統工芸「水府提灯」と、光を透過させることで命が吹き込まれる「切り絵」のアート。互いの美しさを引き立て合う、贅沢なコラボレーションが実現しました。
竹蓋年男氏が紡ぎ出す茨城の美しい風景が、上質な和紙を透かした温かみのあるあかりによって浮かび上がります。提灯のやわらかな光は、切り絵のシャープな黒い線をやさしく包み込み、昼の静けさと夜の華やかさでまったく異なる二つの表情を魅せてくれます。
伝統を守り続ける職人の技と、郷土を愛する作家の情熱。この二つが重なり合うことで、ただの照明器具ではなく、空間に新しい息吹をもたらす唯一無二の「灯りの美術品」が誕生しました。

【梅香る弘道館四連綴・その1】
梅香る弘道館四連綴と水府提灯 【梅香る弘道館四連綴と水府提灯(弘道館・夜梅祭で展示)】
切り絵の制作風景
切り絵展2021年 【切り絵展2021年 展示ルームにて】
【夜梅祭 灯りの小径】
【雅楽 悠久の調べ】
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